EGF(イージーエフ)とは、
   Epidermal   (表皮、上皮)
   Growth       (成長、増加)
   Factor         (因子)

の略で、日本語にすると「上皮成長因子」「上皮細胞増殖因子」等と言い、人間がもともと持っているたんぱく質の一種です。このEGFは細胞の成長や増殖の調整に重要な役割を担っています。

アメリカの生物学者スタンレー・コーエン博士により発見され、ノーベル生理学医学賞を受賞したEGFは、当初とてつもなく高額(1g 8000万円だとか)なもので、長年医療分野で火傷の皮膚再生などで使われてきました。

そして、技術発展にともないEGFを大量生産できるようになり、スキンケアにも使われるようになりました。日本では、2005年厚生労働省により、化粧品への配合が許可され、全成分表示「ヒトオリゴペプチド-1」として登録されました。⇒新名称「 ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-1(EGF)」ともいいます。

EGFは、肌を健康に保つには不可欠な成分なのですが、残念ながらその分泌量は加齢とともに減少していきます。若くて、健康な肌は、ターンオーバーの周期が28日と言われていますが、それはEGFの分泌がしっかりなされているからとも言えます。

EGFの減少とともに細胞の再生能力は低下し、ターンオーバーが遅くなった肌には、様々な老化現象が起こるのです。この老化現象に立ち向かうためにはEGFを補う必要があります。
肌表面にEGFを肌へ塗り込むことで、ターンオーバーを促進し、色素沈着やシミを抑制したり、乾燥を和らげたり、ツヤの改善、ハリ・弾力の回復、といった作用が期待できるといわれています。

アメリカで行われた臨床試験では、EGFを60日間使用した後、新生細胞の成長を平均284%促進するということが確認されています。

この表を見ると、EGFを使用すると、年齢に関係なく新生細胞数は増加しており、EGF使用前の32歳の方の細胞数(7.1)よりも、EGFを使用するとすべての年代の方の細胞数がそれ以上にアップしています。
驚くべきは60代の方々の細胞増加率がとても高く、最も細胞数が多くなっているのも62歳の方だということです(@ ̄□ ̄@;)!!
年齢に関係なく、細胞を増やす可能性があるということですね。
この数値をみると、EGF入りの化粧品を使ったほうが、いいなと思いますよね 🙄 

現在、EGFを配合する化粧品はかなり増えてきました。
ただ、ここで注意して頂きたい点があります!!
肌に塗付するだけで効果があるといわれているEGFですが、ただ単に入っていればよいというものではありません。一定の品質と濃度(配合量)を保つ事で、はじめてその効果を発揮するのだそうです。
ですので、それらをしっかり守っている商品を選んでいただきたいということです。

この品質や濃度をしっかり守った商品ていったいどれなの?というと、基準を満たしている化粧品は、『日本EGF協会』が認定しているか否かで確認できます。

リーベの化粧品(コスメガーデンシリーズ)は、EGF協会に認定して頂いており、認定証を発行して頂いております。

また商品に認定シールが添付されていることでも、基準を満たしていることをご確認いただけます。        

       

世の中には、粗悪なEGFを配合した商品などもあるようですので、お気を付けください!!